沖縄では「島胡椒」と呼ばれて昔から料理に使用されていました。シナモンと八角を混ぜたようなほのかに甘い香りと、独特の爽やかな辛味が特徴。辛味が強くないためどんな素材にも合います。最近ではいろいろな効能があると言われ、注目されています。
今回、この島胡椒(ピパーツ)使って新商品を開発。その商品が名誉ある賞を受賞しました。
「島ふ〜どグランプリ(沖縄県主催)」とは、6次産業化人材育成活性化事業の一環として県産農林水産物を活用した魅力ある加工品No.1を決めるグランプリのこと
ヒハツモドキを生産、加工(乾燥粗挽きタイプ)、瓶詰め販売しています。好きな方には美味しいという言葉を頂きますが、なかなか土産物の域を出ず、生産を広げることは可能だが販路が広がりにくいなと考えていました。何か他の加工ができないのか悩んでいたときに今回の島ふーどの事業案内を受け、専門家の岸菜さんのアドバイスを参考に普段使いできる商品を開発してみたいと思い取り組みました。
柚子胡椒に似たシークヮーサー胡椒に久米島産の完熟ヒハツモドキを加えました。完熟ヒハツモドキは果実部分がほんのり甘く、粒がしっかり辛く風味豊かです。完熟ヒハツモドキが赤色で、久米島産唐辛子も加えることによりシークヮーサー胡椒には珍しい赤色のペーストに仕上がりました。少し変わり種ではありますが、名前から柚子胡椒のイメージになり、これなら柚子胡椒の代わりに使ってみようかなとか、辛さがあるなら使ってみようかなと購入意欲をそそる商品になったと思います。
お刺身、やきとり、唐揚げ、餃子、うどんや沖縄そばなど汁物、鍋料理に合います。 辛さが結構ありますので、激辛好きな方にもオススメです。
以上は「おきなわ島ふ〜どグランプリ2021」公式サイトより引用しました。